社会人の男女が出会うきっかけとして一番多いのが職場。
言い方は悪いですが、恋人を探すには一番手っ取り早い場になります。
同じ場所で働いていると、相手の仕事ぶりや性格がよく分かりますから、恋に落ちやすいのも当然のこと。
実際に経験してみて感じるのですが、社内恋愛には良い面も悪い面もあります。
今回は、経験者の私が社内恋愛のメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。
経験者が語る!社内恋愛のメリット

まずは社内恋愛のメリットについてご紹介。
仕事中に会える・仕事にハリが出る
毎日かどうかはその人の職場環境によると思いますが、仕事中に会えるというのがメリット。
嫌な仕事でも、自分の好きな相手が社内にいると思うと頑張れます。
私の場合は、会えるのが週に2~3回という職場環境なので、会うのが楽しみで仕事を頑張っちゃう感じですね。
相手の仕事の能力・おおよその年収が分かる
- どんな仕事をしてるのか
- どのくらいの給料を貰っているのか
- 仕事ぶりはどんな感じか
お付き合いをしていく上でかなり重要な要素ですよね。
特に年収は、聞くのに勇気が要ると思います。
社内恋愛は、初めからこれらの情報を知っているというのがメリット。
一緒に仕事していると「どんな人なのか」「周りからどう思われているか」「上司からどう評価されているか」ということも分かります。
共通の話題・知り合いが多い
私が感じる社内恋愛の一番の魅力は、共通の話題があるということ。
「こないだ〇〇課長がさ~…」とか「●●営業部の〇〇さんって面白いよね」など、共通の知り合いが多いので話が通じやすいです。
いつも仕事の話ばかり…というのは考えものですが、話題に困らないというのは大きなメリットですね。
仕事面での理解がある
忙しい時期はどうしても残業が多くなったり、連絡が少なくなったりするもの。
そういう事情をお互いに把握してます。
例えば、体調を崩してデートが出来なくなったり、メールやLINEの返事が遅かったりしても、無駄に心配する必要がありません。
元気がないときも「そういえば〇〇部長に色々言われてたな…」とか、状況を察してあげられます。
つまり『話さなくても状況を分かってくれる(あげられる)』状態なんですよね。
秘密を持っていることでドキドキ感を得られる
社内恋愛をしている大半の人がおそらく、その事実を周りの人に内緒にしていると思います。
「バレたらどうなるんだろう…」
「私たちが付き合ってるなんて誰も予想できないだろうな…」
『2人だけの秘密を持ってる』という状態なので、絶妙なドキドキ感を得られるのです。
みたいな感じです。
休日の予定を合わせやすい
同じ会社なので、シフト制でなければ休日も一緒のはず。
「今週の日曜は仕事だけど、月曜は休みだから日曜の夜から会おうか!」
など、不規則な予定でも合わせられるのは良いですね。
ただし有給休暇を合わせてしまうと、付き合ってることがバレやすいので要注意!
浮気の心配が少ない・信用できる
今日は残業なのか、休日出勤があるのかなどを把握してるので、浮気の心配は少なくて済みます。
同じ会社といっても完全に予定を把握できるわけではないので、まったく心配無用ということではありませんが…。
「今日残業だから」「仕事が忙しくて連絡できなかった」と言われても変に疑う必要がないのがメリットですね。
経験者が語る!社内恋愛のデメリット

続いて、デメリットについて。
周りに秘密にするのが大変
社内恋愛していることを他の社員に秘密にしておくことは、思ってる以上に大変です。
特に大変なのが、話のネタが恋愛になる可能性ほぼ100%の社内女子会。
「彼氏できた?」「気になる人はいないの?」会うたびにこれは絶対聞かれます。
その度に、ウソを付かなければならないのが心苦しいときもあります。
『彼氏はいる』ということだけ話すのもアリですが、「どんな人?」「年齢は?」「職業は?」と根掘り葉掘り聞かれるでしょう。
そこまで答えてしまうと、「社内の〇〇さんのことじゃ…?」と勘繰られる可能性大です。
リスクが高いので、彼氏がいることも黙っているのが賢明です。
相手を意識しすぎて仕事に集中できない
普段ならうまくできても、相手のことを気にしすぎてうまく立ち回れないことが時々あります。
という心理が働いて、力が十分に発揮できないんですよね。
見たくない場面に出くわすことも
逆に相手の見たくない場面に出くわしてしまうこともあります。
例えば、彼氏が上司やお客さんに怒られている場面。
完璧な人なんていないので、怒られるのは仕方のないこと。
ですが、相手が辛い状況に置かれている場面というのはなるべく見たくないですよね。
逆に自分が怒られている姿も見られたくありませんが、タイミングが悪いと見られてしまいます。
一緒にいる時間が長くマンネリ化しやすい
普通の恋愛と違って、社内恋愛はプライベートでも仕事でも顔を合わせます。
そのため、ドキドキ感がなくなるのが早く、マンネリ化しやすいのが社内恋愛の特徴です。
マンネリ化してしまうことで、気持ちが冷めてしまうこともありえます。
バレたら大変なことが多い
もしバレてしまったら…。以下のようなことが起こります。
- 冷やかされる
- 嫉妬されやすい
- 仕事しづらくなる
「〇〇さんがこっち見てるよ」とか
「いつ結婚するの?」「どうせ寿退社するんでしょ」とか
「恋愛するのはいいけど自分の仕事しっかりして!」など。
仕事のミスを恋愛のせいにされたり、冷やかしや妬みが多くなりやすいです。
絶対にそうなるとは言い切れませんが、そうなる可能性を想定して、絶対に言わないようにするのがいいでしょう。
別れても会わなければならない・気まずい
もし別れてしまったら…。
会いたくなくても会わなければならないですし、顔を合わせたときに気まずくなります。
周りの社員が関係を知っている状態で分かれた場合は、なおさら気まずい空気が流れるでしょう。
さいごに:すべてが社内恋愛の醍醐味

社内恋愛のメリット・デメリットをまとめます。
- 仕事中に会える・仕事にハリが出る
- 相手の仕事の能力・おおよその年収が分かる
- 共通の話題・知り合いが多い
- 仕事面での理解がある
- 秘密を持ってることでドキドキ感が得られる
- 休日の予定を合わせやすい
- 浮気の心配がない・信用できる
- 周りに秘密にするのが大変
- 相手を意識しすぎて仕事に集中できない
- 見たくない場面に出くわすことも
- 一緒にいる時間が長くマンネリ化しやすい
- バレたら大変なことが多い
- 別れても会わなければならない・気まずい
このようにデメリットもあるのですが、すべてが社内恋愛の醍醐味とも言えます。
この記事で、社内恋愛の魅力が伝われば嬉しいです。
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