好きな男性から好意を寄せられると冷めてしまいます。
自己嫌悪にもなって恋愛がうまく行かず、つらいです。
このように「蛙化現象」に悩む人、かなり多いのでは??
もし対処法なんてないと諦めているとしたら、それはもったいないことです。
なぜ蛙化現象になってしまうのかを考えて、今後の恋愛にどう活かしていくかが大事。
そこで今回は、蛙化現象になる原因と対処方法についてじっくり解説していきたいと思います。
蛙化現象について簡単に説明すると…
- 好きな相手から好意を寄せられると冷めてしまう
- 相手の言動が気持ち悪く感じてしまう
- 性的に見られてしまうことに嫌悪感
好きではない男性からアプローチされて「気持ち悪い」と感じる人は多いと思います。
しかし蛙化現象の場合は、相手のことが好きなのに相手からアプローチされたり、いざ付き合ってみると、気持ちが冷めたり相手の言動が気持ち悪く感じたりするのです。
生理的に起こってしまう現象なので、「何が悪い」とは言えないのが難しいところ。
実際に蛙化現象に悩んでいる人にとっては深刻な問題なんですね。
また、男性は早い段階で肉体関係を持ちたいと思う人が多く、女性は信頼関係を築いてから体を重ねたいと願う人が多いです。
そのため、早い段階で性的に見られてしまうことから気持ち悪いと感じてしまうこともあるでしょう。
蛙化現象によって起きてしまうこと
蛙化現象によって、以下のようなループが起こります。
気持ちが冷める
相手を傷つける
自己嫌悪に陥る
恋愛自体が怖くなる(嫌になる)
「恋愛したいし恋人もほしいのに、その先に進めない。」
最終的に「自分はこのまま一生恋愛・結婚できないかもしれない」と不安を感じることになります。
恋愛をすることで一層孤独を感じてしまうのは悲しいこと。
あなたがその状態から脱するために、蛙化現象の原因と対処方法を説明していきます。
追いかけられると冷める蛙化現象の原因4つ
まずは、蛙化現象になってしまう原因について。
4つの原因が考えられますので、それぞれ詳しく解説していきます。
自分に自信がなくコンプレックスがある

蛙化現象は、自分に自信がなくコンプレックスを持っている女性に多い現象です。
相手に好意を抱いている期間は自身から目を背けていられるのですが、相手からの好意に気づいてしまうと自信のない自分を見つめなければならなくなります。
「好きになってもらうほどの価値が私にあるのか」
「どうしてこんな私のこと好きになったの?」
自信のない自分に嫌悪感を感じることで、そんな自分に好意を寄せている相手に対しても嫌悪感を感じてしまう。
これが追いかけられると冷めてしまう女性の心理です。
つまり人からの好意を受け入れられない状態なので、いつまで経ってもうまくいかないのですね。
相手に抱いていた理想が高すぎる

人によって理想は違いますが、追いかけられると冷める女性の理想は「自分に見向きもしない価値の高い男性」である場合が多いです。
自分のことを好きにならない男性だからこそ惹かれてしまう状態なんですね。
だからこそ、相手が自分に好意を寄せていると分かった途端に冷めてしまうわけです。
それ以外に、もともと相手に抱いていた理想が高すぎる場合も、イメージと現実のギャップによって冷めてしまうことがあります。
付き合った先の展開を想像してしまう

恋人同士になれば頻繁に連絡を取り合ったり、1週間に1回は会うと決めたり、付き合ってから3ヶ月後には体を重ねる。
こういったお決まりの恋愛によって、理想や妄想で楽しんでいた恋愛から、一気に現実味を帯びた恋愛へと変わっていってしまいます。
そしてときには喧嘩をしたり、嫌な部分を見たりして相手を嫌いになってしまうかもしれない(嫌われてしまうかもしれない)
相手から好意を寄せられた瞬間にそれを想像してしまうから、付き合っている期間よりも片思いでいる期間の方が本人にとっては幸せだったりするのです。
恋人になりたいけど片思いでいる方が幸せ。このような矛盾があるから、なかなか成就しないんですね。
心の底から相手のことが好きではない

その時にはなかなか気づけないことなのですが、心の底から相手のことが好きじゃない場合に蛙化現象は起こりやすい傾向があります。
実際に「心から好きだと思える相手と付き合ったら蛙化現象にならなかった」という事例は多いです。
特に若い世代の方は経験や出会いの回数が少ない分、本当の「好き」が分からずに蛙化現象が起きやすいといえます。
蛙化現象の対処方法4つ
次は、蛙化現象の対処方法について具体的に紹介していきますね。
自分から攻める恋愛をする

相手から追いかけられる恋愛にこだわらず、あなたの方から攻める恋愛を意識してみましょう。
とはいっても、「自分から攻める=告白する」ということではありません。
どちらかというと、相手よりもあなたの方が気持ちが大きい状態をキープするのです。
そしてその期間が長いほど、あなたの気持ちは冷めづらく定着しやすいです。
なので、コロッと落ちてしまう相手より一筋縄ではいかない相手が望ましいでしょう。
なかなか相手を振り向かせることができない困難な状態になったときこそチャンスだと思ってください。
自分から攻める恋愛は、自分自身を見つめることにも繋がりますから自然と自信をもつようにもなります。
型にはまった恋愛にこだわらない

追いかけられると冷めてしまう女性にとって、型にはまった一般的な恋愛は不向きといえます。
そういう人にとっては、「普通の恋愛」がどんなものなのかを考えないようにすること、周りのカップルがどんな恋愛をしているのか気にしないようにすることが大事です。
もちろん参考にするのは良いことですが、あなたの恋愛に結びつけるのはよくありません。
「周りは普通にできていることが私にはできない」と無駄に比較して、自信をなくしてしまうことになるからです。
人は人、あなたにはあなたの恋愛がありますから、あなたが好きだと思った相手と、2人だからこそできる恋愛をしてください。
相手の嫌な面や人間味のある言動を受け入れる

「私の好きな人は素敵だし完璧」そこまで相手のイメージを持ち上げてしまっている人は、いざ相手の嫌な面を見てしまったときに理想とのギャップに絶望しやすいです。
誰にだって悪い部分や嫌な面があるということを意識して、広い心で受け入れる覚悟を持つようにしましょう。
男性心理を理解しつつ自分の気持ちも伝える

男性は本能的に好きな女性とのキスや性的行為を望みます。
そのことを理解することは大切であり、その上であなたが相手に合わせようと無理をしないことも大切です。
「好意を持たれる」→「付き合う」→「性的なことをする」
相手から好意を持たれた段階で、ここまでの想像が一気にできてしまうからこそ、蛙化現象は起きてしまいます。
「相手とそういうことをしなければならない」こういう思考になってしまうのは好ましくありません。
相手から肉体関係を求められた段階で、もしあなたがまだ無理だと感じたのなら、相手が傷つかないようにその気持ちを伝えてください。
それを受け入れてくれない男性とは、そもそもの相性が合わないのです。
性的なことが気持ち悪いと感じる場合は、蛙化現象だから恋愛ができないのではなく、相性がいい相手と巡り会えていないのが原因だったりします。
あなたが性的行為をしたいと思えるタイミングに相手が合わせてくれる、そういう相手とは相性がいいですし、気持ちが冷めない傾向があります。
蛙化現象で投げやりになるのはNG

さいごに大切なことをお伝えします。
蛙化現象に悩む人は多いですが、だからといって「蛙化現象だから仕方ない」「私がうまく恋愛できないのは蛙化現象のせいだ」と投げやりになってはいけません。
あなただけの問題で済むのならいいのですが、恋愛には相手も関わってきます。
蛙化現象によって一番傷つくのは、あなたではなく相手の方。
「蛙化現象になったから別れてほしい」といって別れを告げる人がいますが、これは「私は悪くない」と言っているようなもの。
あなたの気持ちが冷めてしまったのは仕方ないとして、それを何のせいにすることなく、相手に切実に伝えることが大切ですよ。
さいごに
蛙化現象の原因と克服する方法についてまとめます。
- 自分に自信がなくコンプレックスがある
- 相手に抱いていた理想が高すぎる
- 付き合った先の展開を想像してしまう
- 心の底から相手のことが好きではない
- 自分から攻める恋愛をする
- 型にはまった恋愛にこだわらない
- 相手の嫌な面を受け入れる覚悟をもつ
- 男性心理を理解しつつ自分の気持ちも伝える
蛙化現象は悩んでいる本人にとってはかなり深刻な問題。
しかしなぜそうなってしまうのかと考えたとき、今回紹介したように、実はあなたの何かが原因だったりするのかもしれません。
それを含めて自分自身と向き合うことが大事になってきますので、今後の恋愛に活かしていただけたら嬉しく思います。
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